埼玉大学研究シーズ集2022-23
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8キーワード応用力学,構造工学,橋梁工学,合成構造,ゴム支承〈鋼橋の耐荷力解析〉〈高減衰ゴム支承の熱伝導解析〉■?研究概要修士課程を修了後、民間企業で鋼構造の橋梁の設計と斜張橋などの研究開発を行っていました。その後、大学に助手として戻りました。そのため、今でも構造工学、橋梁工学などの研究や設計法の開発、橋梁の維持管理手法に興味を持っています。博士論文では材料の力学を研究していて、岩石や砂などの破壊時に現れる変形の局所化をシミュレーション出来る理論の検討していました。この研究は今でも免震装置で使われる高減衰ゴムの研究につながっています。■?産業界へのアピールポイント●海外基準も含めて鋼橋の設計基準に精通しています●複雑な非線形解析を含む多くの構造解析の経験があります●構造解析ソフトウエアや材料試験装置を所有しています■?実用化例?応用事例?活用例●橋梁用伸縮装置の民間企業との共同開発●低温下における高減衰ゴム支承の温度依存性ゴム支承協会と共同研究●橋梁の維持管理手法に関して高速道路会社と共同研究奥井?義昭(オクイ ヨシアキ) 教授大学院理工学研究科 環境科学?社会基盤部門 社会基盤創成領域【最近の研究テーマ】●橋梁の維持管理のためのロード?レィティングの研究●免震装置(ゴム支承)の低温時の挙動と耐震設計に関する研究●橋梁のシステム?リダンダンシーの研究●鋼補剛板の圧縮荷重下での設計法に関する研究●橋梁伸縮装置の研究構造物の合理的な設計と維持管理

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